
記事制作の依頼を受けるとほぼ「文章のコピペ率をチェックしてください」と言われるはずです。執筆ルールに沿って、記事を書き上げることはもちろんですが、書いた文章へのケアも必要になってきます。
ここでは、トラブルを避けるために行っておきたいコピペチェックと利用できるツールについて紹介しています。
執筆後には必ず行っておきたいチェック
コピペ率とはインターネット上にあるほかサイトと自分の書いた文章の重複率のこと。ほかの人が書いた記事をそのまま用いるのはもちろんNGですが、執筆の際にさまざまなサイトを確認していても文章が似てしまうことがよくあります。それを盗用したと言われて、違うと言ったところで何の証拠にもなりません。
また、検索順位にも影響をおよぼすこともあるので、そういったトラブルを避けるために、掲載前には文章の重複チェックをおこないます。
しかしインターネット上には膨大なWebサイトがあるため、すべてを自分でチェックすることはほぼ不可能です。参照したサイトと違う表現で書いていても、他のサイトで自分の書いたものと似た文章がある場合もあります。
そこで、チェックツールを活用しコピペサイトにならないようにするのがライティングの基本です。
コピペチェックに使える無料ツール
上記でも書いたとおり、ライティングする際にはコピペのチェックは必要不可欠です。
文章のコピペ率をチェックするツールは下記のようなものがあります。
- CopyContentDetector
- こぴらん
- Plagiarism Checker.co
- chiyo-co(旧 影武者)
少し詳細も紹介しておきますので、参考にしてみてください。
CopyContentDetector

- 文字数 25~4000字(有料の場合 8000字)
- チェック回数 無制限
文章の類似度判定や一致率、連続一致文字数などの結果を知ることができます。3段階でわかりやすく表示してくれるので、許容範囲などは依頼者に確認しておきましょう。
無料でもCSVファイルやテキストファイルをアップロードしてチェックが可能。cookieをオンにすることでチェック記録を残しておけますが、会員登録をすれば過去の文章もさらに残しておけます。
こぴらん
- 文字数 25~4000字
- チェック回数 無制限
チェック結果はシンプルで80字程度に区切った文章のインターネット上の一致数が表示されます。
類似数が多いほどコピペ文章と判定されやすくなるので、できるだけ少なくするようにしましょう。
使い方は簡単なので、記事制作初心者の方におすすめです。
Plagiarism Checker.co

- 文字数 無料版で3,000字程度(単語数800)
無料版では、800語とあり日本語であれば大体3,000字程度までチェックが可能。使用方法もシンプルで、チェックしたい文章を貼付けて行う。無料版でもファイルをアップロードしてチェックできるのは魅力。コピペであろう文章はもちろん、コピペ元となっているサイトも確認できる。そのほか、テキスト分析統計も行える。
有料版であれば、30,000語までチェックできるので論文などの長文にも利用できる。また、APIの利用も可能。
chiyo-co(旧 影武者)
※無料アカウントの場合
- 文字数 10,000字/月
- チェック回数 月10解析(1解析1,000字)
WEBの記事制作代行などをおこなっているCROCO株式会社が運営するチェックツールです。旧サービス名の「影武者」と言えば知っている方も多いのではないでしょうか。WEBコンテンツを扱う企業での導入も多いです。無料アカウントでは、10,000字までとなるのでご自身の執筆スタイルや報酬に合わせて有料プランを検討すると良いでしょう。ただし類似チェックをいっしょにおこなう場合は、プラス1解析(要するに2倍)消費することになるので注意が必要です。
まとめ
今回紹介したツールはすべて無料で使用できるので、ぜひ活用してみてください。
どのツールもPCを普段から使っていれば、さほど難しい操作ではありません。ライターとして仕事をしていこうと考えているなら、文章の重複率にも気をつけて執筆をおこなってみましょう。
【無料ツールで不安な場合は、有料ツールもあり!】
月500円(ぜいぬき)で利用可能。複数サイトからのつなぎ合わせ文章も見抜きます。
