
正社員の副業が解禁されてから、本業のかたわらWEBライターをする方も増えてきました。特に資金も必要ないので、すぐにはじめられる仕事としてはうってつけなのでしょう。
WEBライターと名乗るからには、ライティングはできて当たり前です。たくさんいるライバルの中で、プラスアルファとなるスキルがある方が当然仕事をもらいやすくなります。
この記事では基礎的なスキルとは別に、知識があると仕事をもらいやすいスキルを紹介していきます。
1.Word、Excel(OFFICE)の知識があり操作ができる
Macを利用していてもWordとExcelはできるだけ正規版で導入してある方が、仕事の幅が広がります。企業ではWordとExcelはまだまだ現役のため、納品ファイルをOFFICEソフトに限定される場合があります。
キングソフトやGoogleドキュメントなどの汎用版で対応することも可能だと思うかもしれませんが、納品物を先方で加工したりオンライン上のソフトは使用できないなど制限がある企業も少なくありません。
またExcelの場合は最終的にプログラムなどで社内ソフトに流し込みをおこなうこともあるので、違うソフトで作成すると対応できなくなります。
さらに関数などの知識がないと本来触ってはいけない箇所を消してしまって、データを入れなおすことになりかねません。先方で記載できないようにしてくれるのが一番良いのですが、そのような企業ばかりではないので注意したほうが良いでしょう。
また、そういった内容は応募条件に書いてあることが多いので、対応できないときはどんなに良い条件でも次の仕事を探しましょう。
2.HTMLやCSSの知識
WEBライターと言うくらいですから、執筆した記事は最終的にWEBに公開されることが大半です。
依頼時に「タイトルにはタグをつけてほしい」「装飾はエディタ機能ではなく指定のとおりにしてほしい」といった指示がある場合も。多少であれば、指示通りにしておけばそんなに知識がなくてもクリアできるでしょう。
しかしタグを全角で記入してしまったり、入れるべき単語を間違ってしまったりすると修正しないといけなくなって余計に手間がかかります。WEBサイトはHTMLという言語で作られていてるので、全角で記載してしまうと反応しなくなります。
ライティングでCSSを直接触ることはないと思いますが、この部分はデザインされているなどが判断できると消す箇所を間違ってしまうとことが無くなるはずです。
特に見出しタグを指定されているときは、中見出し・小見出しがどのようになるかをイメージしやすくなるので覚えておくと良いでしょう。
3.WordPressの入稿や操作がわかる
WordPressはデザインがしやすく記事もカンタンに増やしていくことができるので、オウンドメディア系ではよく使用されているCMSです。1記事ずつ書いたものを入稿していく作業も割と大変なため、案件によっては入稿も同時にするといった依頼もあります。
さほど難しい作業ではありませんが、デザイン的なものを指定されたりする場合があるので修飾や操作方法などがわかっていると、案件を受けやすくなります。
バージョンやカスタマイズによって多少は違うかもしれませんが、基本的な操作方法は変わりませんのでぜひ覚えてみてください。
また自身でブログなどを作成してみるとより知識を深められるかもしれません。
4.TwitterやInstagramの知識
最近ではSNSの投稿記事を作成といった依頼も少なくありません。特にTwitterは文字数が限られているので、ポイントをしっかりと伝えないとただのひとり言になってしまいます。
昔担当していた企業アカウントがあったのですが、社内で運用するということで引き継いだらその後大炎上していたことがありました。全く関係のないことを個人アカウントのように発信したり、急にギャルっぽくなってしまったりしたことがフォロワーの気に障ったようです(笑)
どのように伝えられるのかなどはぜひ運用しながら覚えてみてください。またSNSによってユーザー層がかなり違いますので、ターゲットなども想定しながら運用するのがよいでしょう。
まとめ
今回はプラスアルファしてあると良いスキルを紹介しました。WEBライターを名乗る人も私の周りにかなり多くなってきました。逆にお仕事を依頼する場合も、さまざまな人がいて選定も難しくなってきています。この記事で挙げたスキル以外にもWEBライターとして欠かせない、情報収集力は常に高めておくのが良いでしょう。IT業界の流れは速く、昨日まで良かった施策が明日はできなくなっているのはザラです。アンテナを高く張り、ぜひ自身の市場価値を上げるようにしてください。