WEBライティング実例2:飲食店の紹介記事

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この記事では、実際に筆者が経験したライティングの経験や内容をお伝えします。これからWEBライターとしてお仕事を始める方、どんな内容を執筆すればいいのか悩んでいる方は、参考にしてみてください。

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ジャンル:飲食店のまとめサイト

よくあるジャンルでイメージもしやすく、取り組みやすいので初めのうちはたくさんの記事を書いた方がいいでしょう。自分もよく利用するから書きやすいかと思いきや意外に難しいことがありました。

執筆が難しかった理由1 サイトの情報が少なすぎる

飲食店のサイト、特に公式はお金をかけずにかんたんに作られていることが多く、実態に合っていないメニューがそのまま掲載されていることがよくあります。更新をする暇がない、教えてもらったけど難しいからよくわからない、というのが理由かもしれません。ポータルサイトに力を入れているからというのも、ひとつの理由だと思います。

まとめサイトを作る際には、そのお店の料理の特徴や雰囲気などを伝えたく情報を探し回るのですが、街を離れるほど情報が少なくなり規定文字数を書けなくなってしまうことがよくありました。

執筆が難しかった理由2 画像がない

情報が少なすぎると同じような内容ですが、メニューや食材にこだわりがいろいろ書いてあっても、画像がなくどんな料理かわからないことがありました。創作料理になるとなおさらです。

場合によっては、季節限定メニューが1番の売りとされていて他には一般的なメニューがある程度でどうやって特徴を書くのか困ったこともあります。画像を見ながらどのような感じかを言葉で伝えるしかできず、なかなか大変です。(実際には食べていないので)

執筆が難しかった理由3 サイトによって情報が違う

いろいろなサイトで情報発信はしているけど、サイトによって営業時間やおすすめメニューが違う場合があります。このときは、さすがにディレクターに相談して、公式サイトまたはどのポータルサイトを基準にするのか決めておくとよいでしょう。

飲食店記事で気をつけたいこと

以前、飲食店の記事をディレクションしていたときにライターさんから「取材費はいただけますか?」と連絡がありました。

「出ません。」

ましてやお店に行く必要はありません。そういう記事ではないので…

よくある依頼は、インターネット上で知ることができる情報を元に、自分の言葉でそのお店の特徴や雰囲気を紹介するだけです。

しかもお店の人のように執筆したり、まるで食べたかのような記事を書いたりすることはNGです。なぜならウソだから。そのため取材をしない飲食店記事は、下記の内容を伝えることに注視します。

  • 使用している食材の特徴
  • 掲載写真による内観やお店の雰囲気
  • おすすめメニューについて(見た目や食材について、ただし公式の記載がある場合は書く)
  • 外観や周囲の環境
  • お店へのアクセス

取材費なしで実際に行って見てそれを書く!という方もいるかと思いますが、事実として証明できないのとその時間があれば1記事でも多く執筆してほしい、というのがディレクター側の本音です…

イメージしやすいがゆえの文字単価

飲食店まとめ系の記事は、取り組みやすいこともあり単価が安いことが多いです。1文字0.5円もあれば高い方かもしれません。その割に、クライアントによって執筆ルールが厳しいこともあるので、依頼を受ける前によく打ち合わせをしたほうがいいです。

たぶん飲食店系の記事で頑張ろうと思うと、3,000字程度の記事なら小1時間で書けないと割に合わないかもしれませんね。

勉強代にするか、執筆条件が自分に合って量産することができそうであれば、ぜひ取り組みたいジャンルの記事です。

まとめ

厳しいことを書きましたが、いろんな方が取り組みやすい記事というのは単価が安くなりがちです。もちろん、すべての飲食店紹介記事がネットの情報だけで書くようなものばかりではありません。きちんとお店に行って、取材して書くものも中にはあります。

今回紹介したような記事でがんばりたいと考えるなら、2,000~3,000字の記事を100件近く書けないと収入面でもあまり良いとも言えないでしょう。小遣い稼ぎ程度と考えればアリですが…

実績がないうちは「書きやすそう」にこだわらず、いろんなジャンルの記事に挑戦してみてください。意外に書きにくそうなジャンルが実は得意になったということもありますよ。ぜひがんばってみてください!

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